筑波大学編入体験記 試験について
こんにちは!
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情報学群の試験は数学、情報基礎、物理が各2問出題されその中から4問選択です。問題はすべて最初に配られ、そこから問題を見てからどれを解くかを選べます。情報科学類を受ける人はどれを選んでもいいですが、情報メディア創成学類を受ける人は物理は採点してもらえません。(併願も含めて)
試験時間は4問合わせて2時間で解きます。
僕は、数学と情報基礎に焦点を合わせて勉強していたので物理の傾向などはあまりわかりません。
以下、試験の傾向について書いていきます。
あくまで僕が8年分(30年度も含め)で見た感じなので参考程度に・・・
[数学]
2問のうち1つは微積、もう1つは線形代数です。微分方程式をはじめ、応用数学が出ないので絞りやすいです。
まず、微積。
基本問題とむずかしい問題の2問といった印象です。基本問題は、極値をはじめ面積、重積分、マクローリン展開などの基本的な問題が出ています。むずかしい問題は偏微分の関数の証明などです。特に印象的だったのは29年度のε-Δ論法でしょうか・・・
微積は問題をむずかしくするのが比較的簡単なので(次数上がるだけで全然難易度違いますよね)むずかしい問題は解けないときは解けないのでしょうがないですね(笑)
続いて、線形代数。
ベクトル空間中心です。Imf、Kerfから部分空間、線形写像はしっかり理解しておいた方がいいです。過去線形代数の基本問題であるところの対角化が出てなかったのであまり警戒してませんでしたが、今年(平成30年度)出ました。とわいえ、むずかしいことはないので大丈夫でしょう。
微積に比べて点数がとりやすく、突然むずかしくもならないのでここでおさえましょう。
[情報基礎]
2問のうち1つはソートとかその他アルゴリズム(エラトラトスのふるいとか)、もう1つはグラフか線形リストの問題といった印象です。
ソートは単純ソート(バブル、選択、挿入)と度数ソート、分布数え上げソートがここ最近出ています。その他クイックソート、マージソートなど確認をしておいた方がいいです。その他のアルゴリズムに関しては正直的を絞りにくいですが、参考書にのっているエラトラトスとかハノイの塔は見ておくに越したことはないですね。
筑波大学はグラフが好きです。対策をしましょう。グラフと言えば最短路問題でダイクストラ法です。ちょこちょこでてます。線形リストは、挿入削除など基本操作は確認しておきましょう。
[物理]
まったくわからん。
でも、力学と電磁気です。
[英語]
TOEICかTOEFL提出です。毎年730点満点と言われていますが、詳細は不明です。TOEFLはわかりません。
試験は合計300点満点です。
情報科学のボーダーが220点、情報メディア創成のボーダーが200点という噂を聞きましたが今年の受かってる人数(科学は16名?メ創は13名)を考えるともう少し高い気がします。
例年募集人数の10人に対して20人程度受かるようです。倍率は大体2.5倍くらいかと思います。今年(平成30年度)は、メ創が13人だったので5倍くらいですね。
合格者13人のうち6人がメ創の単願、4人がメ創第一志望の併願、3人が科学第一志望の併願でした。これらの受験条件で加点、減点はないと思います。
試験はこんな感じです。では・・・
追記:
ボーダーについてですが、今年(平成30年度)はおそらくメ創は7割で科学は8割程度だと思われます。もちろん、年で違うと思われるので参考程度に...